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BDFSの話の続き。
今度はボイスとテキストの言語も選べるらしい。日本語以外の言語でやると早くなるなんてことはあるのだろうか? 日本語は1文字辺りの情報量が多い言語だと思うので、日本語が早いといいなぁ。 今日は問5の話。 問5 「ドラゴン」系アイテムコレクト問題 裏話1で書いた通り、要するにバラモスとすごろくの2択問題です。 とはいってもすごろくが最適解ですとなってしまっては運ゲー問題過ぎるので、すごろくの期待値よりはバラモスを倒す方が早くなるような調整にする必要があります。また、通常のRTAと同じような戦力では問題として面白くないので、少し異なった戦力にする必要もあります。 この問題ではバイキルトを外すことにしました。バイキルトを使わずにバラモスと戦うのは、確か昔にイリアスさんが大会でされていたはずなので、あまり深く考えずとも倒せるはずとの読みです。そのイリアスさんのチャートではベホイミを2枚にしていて、実際長期戦ではベホイミ1枚ではきついので、ベホイミ2枚でバイキルト抜きという戦力の概要が決まります。さらにドラゴンシールドの装備可能者が最低2人はほしいことを考え、後述の名前ネタと合わせて、勇者、戦士、僧侶→武闘家、魔法使い→賢者、とすることが決まりました。 一方すごろく側はすごろくをするだけなのですが、これはくねくねが書いたプログラムでクリア率を出し、実測で1回当たりのプレイ時間を出して期待値を見積もることに。結果はクリア率が1/6程度、1回当たりの時間は150s程度だったので、期待値ではすごろくを始めてから15min程度でクリアできることになります。ただし、すぐに落とし穴に落ちる回よりもクリアできる回のほうが時間がかかりますし、リトライ間の時間は考えていません。実際にはもう少しかかるでしょう。 この見積もりの下で初期アイテムを決める必要がありますが、すごろく券を持たせるとすごろくのほうが早そうだったので、すごろく券は持たせずに回収させることに。また、ドラゴンキラーを買う代金のねん出があまりにも容易すぎるのは問題なので、手間のかからない換金アイテムは削るべく、ルーラ登録済みの町のみアイテム回収済みという条件に。DQ3は物価が安く換金アイテムは高価なのでこれでもあまりしばりになってませんが、この辺りはしょうがないです。もう少し金策に工夫のし甲斐があるゲームだったら問題の枠が広くなるのですが…一応問3と同様に金策に魔封じの杖などを含めた方が早くなるようにはしました。必要そうなものをできるだけ換金に回す調整は裏をかく基本、稲妻の剣を回収するときについでに取れる刃の鎧なども換金の計算になっています。 残るはバラモス戦の戦い方の想定ですが、その前にバラモス戦に使ってもよい時間を決める必要があります。最低限必要なアイテムの回収時間とバラモス撃破後にラダドームで買い物をし終わるまでの時間を除くと、バラモスは30ターン台程度で倒してもらう必要があることがわかりました。自然回復を考えると毎ターン200ダメージを与えても25ターンかかりますが、バイキルトが無いとアタッカーは2人とすればそれぞれ200以上の攻撃力が必要なことになります。また、勇者と戦士が殴って武闘家と賢者が回復するのでは戦い方が単純すぎて面白くないので、MPの低い武闘家が多く殴れると早くなるような仕込みを作ることにしました。ただし、気づかないと負けるような設定だと問題として厳しすぎるので、気づくと得する程度に抑える必要があります。 ここでどこかに使うつもりだった大声ネタを仕込むことにします。商人の大声は「最後に立ち寄ったアイテム屋を呼び出すことができる」ので、簡単に行くことができない場所のアイテム屋を仕込むことができます。通常だとこれはすごろく場の万屋を呼び出すために使うのですが、この問題ならもっと良い場所、すなわち変化の杖が無ければ立ち寄ることができないエルフの里の道具屋を仕込むことで、大声で呼び出せば眠りの杖や祈りの指輪を買える調整にすることができます。となると、眠りの杖を持たせるべきなのは明らかにラリホーを使えない戦士になるので、戦士の打点をわざと下げて眠りの杖がないとする仕事が無いようにすればよいことになります。さらに眠りの杖があれば多く殴れる武闘家の攻撃力を上げておけば、より武闘家の攻撃が重要になります。そんな理由で戦士は低攻撃力、武闘家は高攻撃力のパーティが完成しました。商人の特技を仕込む必要ができたので、これは名前ネタとの兼ね合いで賢者に覚えさせることに。 この問題も守備力を調整してあり、適切な装備配分なら勇者と戦士は93、武闘家と賢者は119になるように調整してあります。このように調整すると後ろ2人はスクルト5回で119+59*5=414となり、バラモスの攻撃力は240なので、33>30よりダメージ計算式は変わらず、最大ダメージは端数処理が切り上げだとしても20なので、HP120なら炎+打撃にも確定で耐えられるようになります。前列の2人は炎2発に耐えられるHP150が基準なので炎+打撃の確耐とは無関係ですが、追加でスカラを1回足せば93+46*5+93=416ならこれもまた打撃の最大ダメージを20以下に抑えられる調整になっています。 問題を作る際に考えたのは、主にこのような点になります。 すごろくの選択肢を与えるという大前提があるので、細かい調整は他のボス撃破系問題に比べると甘めです。またバラモスとの戦い方の肝の部分はRTAと同じなので、細かい仕込みには気づかなくてもバラモス戦の腕があれば勝てるはずと読んでいました。実際、眠りの杖が無くてもそう問題なく勝てることは確認済みです。ベホイミが2枚あるので、回復はたとえ眠らなくても十分に間に合います。 この問題はほぼ想定通りの進行でした。 うまくすごろく組とバラモス組が2-2に分かれ、すごろく組が1位とリタイヤに割れたため、結果的には見ていても面白い問題になったと思います。 1位のユーリルさんのタイムですごろくを抜けられてしまうと、想定解でバラモスを倒してもちょっと届かないですね。ミイラ男から2枚すごろく券を集めて2回ですごろくが終わってしまうというのは、見る方からすると面白い勝ち方でした。 2位のらりさんと3位のナナカさんはともにバラモスを正統派な手順で倒していて、さすがでした。ともにどこかでラリホーの効きが悪かったために2回目の挑戦で撃破となりましたが、負け方も含めて想定通りです。 リタイヤのMaruさんは…すごろくのクリア率は1/6程度なので、あの引きは1割未満の不運ですねw 名前ネタはこれもダイの大冒険の主人公パーティから。ちょうど問題設定で必要なベホイミ2枚とのかみ合わせがよく、少々強引ですがポップの実家は武器屋なので商人を仕込んでも無理がないということで採用です。ここでも無駄に性格にもこだわってます。 データの作成はたらひろさんとくねおさんにしていただきました。ステータスを大きく伸ばすためにはすごろくを頑張るか種を集める必要がありますが、幸いくねおさんが連射まんまミーヤ2を持っていたので、種集めは一晩放置などで集めることができました。ある意味一番頑張ったのは連射機さんですねw 完成したのは6番目でした。一番手間がかかったからではなく、問6で大きなバグが出たためにそちらを優先したからです。その辺りは次回に。
by harakuro_panda
| 2013-09-12 21:49
| ReTA2013
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